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望む状態を現実にする力は特別なことではなく、誰にでもごくごくフツーにあります。

ごくフツーにあるにはあるのですが…

 

かなり前の受講生さんの体験です。

バツイチの30代の女性。

再婚するなら「石油王」がいいと常々言っていました。

そして、なんと！

実際に石油王にプロポーズされたという、嘘のような本当の話がありました。

これは夢物語ではなく、現実です。

 

やったね！おめでとう！といいたかったのですが、実際には彼女はその石油王とは結婚しませんでした。

 

どうしてなのか？？？

 

もう一つのお話。

太っている男性がスリムになりたいと、潜在意識の力を利用し努力しました。

毎日「食べても食べても○○キロ」と唱え続け、食事制限を一切せずに見事にその体重になったという実話。

これも私の知人の体験です。

しかし彼は、実際にそうなってもうれしくありませんでした。

なぜなのか？

 

下へ続く↓

 

人はだれでも望みを具現化する力があります。

叶えたかった現実を創り出す力がフツーに備わっているのです。

しかし、忘れてならないのは、それは顕在意識ではなく潜在意識(無意識)の力が大きいということ。

 

今の現実は自分の無意識が望んだ通りになっているということを私は時々書いていますね。

言い方を変えれば、具現化された現実が目の前に展開しているということです。

しかし、それは顕在意識が望んだとおりではない人も多いのです。

 

潜在意識は、善し悪しの価値判断をしません。

ただ単純に思っていることを具現化しているだけなのです。

 

今、コロナで仕事が思うようにできず悩んでおられる方も多いかもしれません。

もっと働きたいのに働けない！という人も多いかもしれません。

しかし、コロナが始まる前に、休みたい！ゆっくりしたい！もっと時間が欲しい！　心のどこかで願っていませんでいたか？

今ゆっくりできていることは、望んだ状況とは違えど、どこかで望んでいたという人も多いはず。

 

潜在意識は、結果も手段も選ばないので、単純に休みたい、ゆっくりしたいと心から願っていたとしたら、今の現状は、それが具現化されているだけともいえるのです。

 

だから、何かを具現化したいなら、単純に言葉だけでイメージを作るよりは、そうなった時の心地よい感覚をしっかりと内面と身体で感じきることが大事になります。

できるだけ詳細に。

 

思考で無理にイメージしなくていいほど、体感に落とし込むのがコツであり、めちゃくちゃ大事なことなのです。

これが潜在意識へのアプローチになります。

 

 

理想体重になったのに、その男性が喜べなかった理由。

それは、健康的なやせ方ではなかったからです。

理想体重になるために、猛烈な下痢が始まったのです。

このように、潜在意識は手段を選ばないんですよね。

ここで彼が、しっかりと潜在意識に快感として体に落とし込めていたら、違った結果になったでしょうね。

 

30代の彼女が石油王と結婚しなかった理由…

その石油王とは、近所のガソリンスタンドの70代の経営者だったからというものでした。

顕在意識では、石油王と結婚したかったのだと思いますが、潜在意識はセルフイメージにぴったりの石油王を連れてきたというわけですね。

 

このように、現実はすべて、自分の潜在意識が望んでいる現実をちゃんと具現化してくれます。

 

自分が心の奥底で、何を望んでいるのかなんてわかりません。無意識だから。

しかし、現実を見ると、自分が無意識に思っていたことが投影(具現化)されているので、それがわかります。

 

それを良い悪いとジャッジするのではなく、そのままを受け取り、それが望んでいるのと違うのであれば、無意識のパターンを変えると現実が変わり始めますよ。

望まない現実が目の前に展開されているとき、現実を変えるために外側(出来事や相手)を変える努力より、自分の内面を変えることが大事である所以です。

 

 

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