前回、ある場面において、自分と同じ行動を
他の人もすると思っている人がアメリカでは
約75%もいるというお話をしましたね
言わなくてもわかるだろは究極の甘え１

日本においては「察する」というのが美徳でもある
文化なので、アメリカに比べて思いを伝えるというのに
抵抗がある人は多いかもしれません。

今日は2つ目のパターン
夫婦や恋人にありがちな、自分の思いを
伝える場面においてです

こんな体験を聞きました

結婚前までは優しかった夫が結婚後は
あまり話さなくなってしまった

理由は「夫婦なんだから言わなくてもわかるだろ」

しかし育った環境も価値観も違う人間同士、
全てをわかるわけがない。

気に入らないことがあると、話し合いでは
なくだんまりを決め込む夫。

話し合いをしようとすると

「夫婦なんだから言わなくても
わかるだろ」（察しろ）

そういう夫は妻に対して、自分はちゃんと察して
行動しているつもりだったが、それは妻にとっては
望んでいた行動ではないことばかりだった

夫からすれば自分はこんなにも察してやってるのに
どうしてわからないんだという思いがあったが、
妻にしてみれば、あまりにも自分の思いと
ずれていたので、察してくれた結果だったというのも
わからなかった。　

年々心の距離を感じ、とうとう離婚

実際の話ではありませんが、
よく似た話はいくつかあります

恋人関係においては、

もっと○○してほしい。

そして心の中で「察してよ、わかってよ」
という思いを持ち続ける。

大切に思ってくれてるなら、
○○してよ・・・してくれるはずよ。

でも言わない（言えない）。ある日爆発

これでは良い関係を築いていくのは難しいですね

思いは言わないと相手には伝わりませんよ

自分の思いをきちんと相手に
伝えられる度合いでその人の
心の成熟度がわかります。

そして、それが人間関係を良くするのです。
言い合うこともあるでしょうけど、話し合うことで
相手理解に繋がります。

関係を築いていく　というのはこういうことです。

付け足すと、話し合いは　不満が
たまりきってからだと争いになってしまいます

良い関係の時ほど、普段から
話し合いを持ったほうがいい
ですね。

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