こんにちは
可能性開花トレーナーえっちゃんです。

今日もブログにお越しいただきありがとうございます。

北海道で働いたとき、同じ日から18歳の女の子が一緒に働くことになりました。

同じポジション・同じ立場で。

ちなみに私は、純粋に現場で働く体験をしたかったので、一切自分の本業や資格など、会社には伝えませんでした。

でないと、私に対する接し方が変わるからです。

これがとてもよかったと思っています。

常に自分や現場の状態を客観視しながら

あー、現場においてはこのような混乱が実際に起こるんだとか

このような対応を受けるんだとか

こういう状況になるんだとか

そのポジションにならないと分からないいろんな生きた体験ができました。

話をその娘さんに戻します。

彼女は、高校を卒業して地方の街のコンビニでアルバイトをしていたそうで、今回初めて親元を離れてきたそうです。

これまで働いた経験は、それだけということでした。

コンビニでの仕事といっても　業務は品出しや発注など、多種多様で大変だと他の人から聞いたことがあったのですが、

自分はレジだけだったからとても楽だったと言ってました。

「朝は起きれないかもしれない」ということで、一応私が毎朝ラインを送って彼女を起こしていました。

(といっても自分で起きていたようですけど)

ここまで読んで、皆さんは、どういう娘さんをイメージしましたか?

先を読む前にちょっと考えてみてね。

下へ続く↓

結論を言うと…

ものすごい能力を持った娘さんでした。

仕事の内容はあっという間に覚えて、それ以上の気配りや周りへの配慮もできました。

私がこの年まで生きていたからこそできる気配りの、同等かそれ以上の気配りが彼女はできました。

わずか数十秒の間に、お客様の必要情報をインプットして、お客様の望むことを先回りしてお客様をサポートしたり。

私も何度助けてもらったことか…

すごすぎて、ただただ感服！

しかも、同じ業務についている人が、無駄に時間をとられないようなマニュアルまで、みんなのために考えてくれました。

これによって、組織全体のスムーズ度が明らかにアップしました。

プライベートでもいろんなお話が出来て楽しかったのですが、

一般的な大人世代が持っている価値観や常識とはちょっと違ったものを持っていて、そこはとても似ていて意気投合しました。

例えば、仕事を覚えるまでは、早めに出勤して準備して…

というところが私たち世代はあったのですが、

彼女にはそんな考えはありません。

忙しくても時間になったらさっと帰ります。

周りの人を思いやって残ることはありますが、みんながいるから帰ってはならないという考えはありません。

その割り切りが見ていてとても気持ちよかったです。

正直、私は18歳を舐めてたなと、恐れ入りました。

でもきっとその子だけではないんですよ。

昔も今も、人間は自分でも気づかない力を持っているんですよ。

それがどんな能力化は人によって違いますけどね。

これまでは、世間の価値観や信じていることが、それを発揮できる方向性に制限をかけてしまっていたんだと思います

例えば、学校の成績や評価基準。

学歴や出身学校。

職業。

出身地。

家庭の収入レベル。

他にも云々

それらが制約となって、本来の力を発揮できなかったことが多かったんではと思うのです

さっきの彼女も、高卒なので、これまでの価値基準だったら評価はされにくかったと思うのですよね。

他の例として、ものすごく絵が上手であったとしても、

「それでは食べていけない」とか

「まともな仕事にならない」とか言って、

世間の価値基準に沿った教育を無理やりさせてきたことも多いのではないでしょうか。

たとえ希望の会社に就職できたとしても、向いていない業務につかされたりとか…

組織で働くのに向いてない人に就職させたりとか…

そういうことを思ったとき、なんてもったいないことをこれまで日本はしてきたんだろうって思います。

いまのZ世代と言われる人たちは　そういった制約からどんどん解き放たれているように思います。

若者は新しい発想で、これからの社会・世界を作り上げていく人たちです。

だからこそ、若者を応援し、彼らの柔軟な発想を大事にし、彼らの活躍を応援したいなと思うんですよね

これまでの既成概念をどんどん解き放っていくことで、若者がさらに活躍できることでしょう。

どんどん住みよい社会になっていくんじゃないかなと私は思います。