こんにちは。えっちゃんです

今日もブログにお越しいただきありがとうございます

当たり前っちゃあ、当たり前ですが、わたしたちは日々進化しています

進化というのは、身体、心、そして生活も。

そしてこの3つは、別々のようであって密接につながりあっています

例えば、まだ猿人から原人、そして現生人類という身体の変化に伴って、生活が変わってきました。

その辺にあるものを目的を持った道具として使うことを覚え、打製石器から磨製石器、それから金属の使用、そこからいろいろなものを作り出しそれを自動化し、今に至るって具合です

使う側の「心(意識)」もそれに伴い変化します

もっと便利にするために、もっと簡単な方法は？ってな具合に、既存のものから新しいものをどんどん生み出してきて、今の便利な生活になってきたのでしょう

こう考えてみると、何事も順番があるなって思います

当たり前かもしれませんが、石器の時代に飛行機なんて考えもつきませんし、まして月に行くことすら考えもつきません。

なぜなら、生きている世界(範囲)とその時代の常識がそれに伴っていないからです。

人はまず身近なところから、もっとこうなればいいなという課題を見つけ、それに取り組み形にして取り入れてきた、

ということで、

それが一旦、当たり前になると、以前の生活には戻れません。

そしてさらに今度はそれを出発点として、次の課題を見つけ、それに取り組み…

を繰り返してきたのだと思います

そういう生活に伴い、身体も変化してきたし、意識も変化してきました。

そのプロセスを「進化」と呼んでいます

この3つ、どれが後か先か、なんて私にはわかりませんが、3つが密接に絡み合っているということは言えそうです

個人の成長にもよく似たことが言えると思います。

子どものころは、生きる世界も狭いし必要なスキルも大人に比べれば多くはないでしょう。

しかし年齢とともにそれが拡がり、様々な経験をしていく中で、新たな学びや気づきを経験として取り入れ、成長し、器を広げていく…

というように。

十年以上前のことですが、面白いテレビを見ました。

アマゾンの奥地に住んでるいわゆる裸族を追った番組です。

村の男たちが2人、吹き矢を持って狩りに出かけます。

二人は別々に行動し、数日かけて獲物を探すのです

いい獲物が見つかったら、数キロも離れていた人とその獲物を挟み撃ちにするために、次第に距離を縮めていきます。

そして最終的には、あちらとこちらから吹き矢でその獲物をしとめるのです

「え？なんで？ジャングルってめっちゃ広いやん。別々に行動してて、なんで1匹の獲物を同時に挟み撃ちできるん？」

って私は素朴な疑問を感じました。

実際に2人の間には数キロ離れてジャングルをさまよっていたのです。

インタビュアーも、同じ疑問を持ったのでしょう。

それをその男性に質問したら、衝撃の答えが返ってきました

「どうしてわからないんですか」

その人たちにとっては、感覚でフツーに分かり合えるのだそうです。

「えええええええっ」

テレビの前で、思わず声を上げたのを覚えています

運動能力や記憶力(スマホが一般化する前は電話番号はフツーに暗記してました)なども、以前に比べて現代人は劣っていますよね

しかしそれだけではなく、「感性」「感覚の鋭敏さ」なども同じことが言えるのでは？と思います

人は原始の時代から、長い年月をかけて進化してきて今に至りますが、感性は退化してるんではないかと。

このテレビを見て、よりいっそう思いました

生きるのに余裕がない分、余計なことを考えていないからこそ、宇宙や地球、物事の真理をダイレクトに感覚として感じ取っていたのかもしれません。

実際に、考えることと感じることは同時にはできませんからね

原始の生活を続けている人たちは、人にもともと備わっている感覚を今も持ってらっしゃるように思います

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