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能性開花ブログ

歴史
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少し前になりますが、食べ物を目の前にするとガツガツと食べてしまうという方がおられました。
みっともないことだし、やせたいし…と思いつつ、どうしてもやめられないとのこと。

軽くトランス誘導をして、彼女の潜在意識と対話すると、
「食べ物のあるときにさっさと食べてしまわないと無くなってしまう」ということでした。

今の日本ではとても食べ物が豊富です。
大半は輸入ですが、ひもじい思いをしたなんて経験をした人は、五十代以下の方ではまず、いないのではないでしょうか。

最近聞いた話ですが、それらを拾って食べておられる方も、拾う食べ物を選べる時代だとか(本当かどうかは知りませんが)
本当に、私たちは恵まれた平和な時代に生まれたもんだと日々実感せずに入られません。

目の前においしい食べ物が並んでいると、ついついどれを食べようかなぁって迷います。
選べる幸せ。炊き立てのおいしいご飯を毎日当たり前のように食べることが出きる幸せ。
何気ない日常のこの幸せは、私の両親の子ども時代には出来なかったことだったのでしょうね。

実は彼女はそういった時代に育った方で、兄弟姉妹も多く、毎日おなかをすかせていたとおっしゃいました。
潜在意識は彼女にひもじい思いをさせまいと、懸命に彼女を守っていたのです。
その手段が、食べ物のあるときに、おなかいっぱい急いで食べられるだけ食べさせることだったんですね。

彼女の潜在意識に、彼女をがっつかせなくても彼女を満たせる別の方法を探してもらうと安心したのか、その後彼女のがっつきはピタ!っと治まりました。

それまで、意識的にやめようといろんな努力をしても出来なかったのに、たった1回のセッションでこれまでの苦労は何だったの?と思えるほど、がっつきたい衝動がなくなったと彼女はおっしゃいました。

NLPカウンセリングをしていると 人間の深さを改めて感じずにはいられません。
一人ひとりの中に、深くかけがえの無いその人の歴史を垣間見るような気がします。
一人ひとりの経験や、歩んでこられた人生は言葉に出来ないほど深いもので、他人が触れられるのは、そのなかのほんのちょっぴりだけ。という感じがします。

              (御本人の許可を得て掲載しています)

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