可能性開花ブログ 言葉のマジック『ミルトンモデル』 20世紀最大の天才催眠療法家といわれる『ミルトン・エリクソン』彼は、巧みな言葉遣いによって、普通の意識での催眠状態を誘発し、潜在意識にダイレクトに働きかけることを可能としました。その効果は目を見張るものがあり、彼が天才といわれる所以でもあります その彼の巧みな言葉遣いを分析し、体系化したものを『ミルトンモデル』といいます。言葉の力はとても大きく、私は日々それを実感しています。 先日、友人の家でのこと。彼女の中学生の息子さんがテスト結果を持って帰ってきて、すっかりやる気をなくしてしまっていました。彼なりに頑張ったようですが、自分の思うような結果を出せかったことが原因です。 「あ~あ、やっぱり勉強って嫌いや!頑張ったのにこんな点数やし。」としょげています 「もしよかったら、見せてくれる?」と彼に言うと、家族同然のお付き合いなんで、見せてくれました。 確かに、良い点とは言えませんが、出来ているところもあります。けれど、点数にしか焦点が当たってない彼には見えていません。 「ここも間違い、ここも間違い」「こんな問題、わかるわけないやん!」とかできなかったところにばかりに目が行っていますそして、「勉強なんかしたってどうせこんな点やし、もうやれへん」と投げやりになっています。 私は「そうかぁ、頑張ったのにわからんかったところもあるし、正解やと思ってたところも間違ってたし、悔しいよなぁ」といったんペーシングして「ここ間違ってるけど、ちょっとした勘違いやん」「あ、ここできてるやん」「この問題、難しいのに正解やん」とか理解できているところに、徐々に目を向けるようにリーディングしていきました。 すると、今まで点数にしか目が行ってなかった彼が、できているところにも目を向けだしました。彼の表情にちょっと変化が見えてきました 頃合いを見計らって、「次にもっと良い結果を出すにはどうしたら良いかなぁ」というと「もうちょっと早めに勉強に取り組むといいかもなぁ。早とちりも結構あるし、落ち着いて考えることが大事や!」と自分で答えを出してきました。 私「そしたらどうなる?」「次回はきっと80点以上は取れると思う!」私「自分でわかってる?それぐらいの力を○○君は持ってるってことを!」更に彼の表情が明るくなりました。私「テストを返してもらったとき、名前を呼ばれて答案を受け取って、80点以上やったらどんな気持ちやろねぇ?」 このときの彼の嬉しそうな顔!胸がキュン!となったほどかわいい表情でした(*^-^*) 彼の頭にはその場面が映し出され、そのときの嬉しい気持ちが瞬時に実感出来たのでしょう。次の瞬間、机に向かっていました。はやっ! 彼のお母さんにめちゃくちゃ感謝されたのは言うまでもありません。 これは先日お話した『解決誘導型コミュニケーション』にミルトンモデルを挿入したものです。 彼は、解決策を自分で導き出すと同時に、自分には出来るんだということを実感し、出来た後のことまで、瞬時に五感でイメージしたのです。つまり、彼の潜在意識は実現可能な方向に働きだしたということです次回は、更に良い結果を持って帰ってくることは間違いないでしょう 『ミルトンモデル』はまさに言葉のマジックですね NLP体験講座NLP資格認定コースはこちら 投稿ナビゲーション NLPカウンセリング 同窓会!
20世紀最大の天才催眠療法家といわれる『ミルトン・エリクソン』
彼は、巧みな言葉遣いによって、普通の意識での催眠状態を誘発し、潜在意識にダイレクトに働きかけることを可能としました。
その効果は目を見張るものがあり、彼が天才といわれる所以でもあります
その彼の巧みな言葉遣いを分析し、体系化したものを『ミルトンモデル』といいます。
言葉の力はとても大きく、私は日々それを実感しています。
先日、友人の家でのこと。
彼女の中学生の息子さんがテスト結果を持って帰ってきて、すっかりやる気をなくしてしまっていました。
彼なりに頑張ったようですが、自分の思うような結果を出せかったことが原因です。
「あ~あ、やっぱり勉強って嫌いや!頑張ったのにこんな点数やし。」としょげています
「もしよかったら、見せてくれる?」と彼に言うと、家族同然のお付き合いなんで、見せてくれました。
確かに、良い点とは言えませんが、出来ているところもあります。
けれど、点数にしか焦点が当たってない彼には見えていません。
「ここも間違い、ここも間違い」
「こんな問題、わかるわけないやん!」とか
できなかったところにばかりに目が行っています
そして、「勉強なんかしたってどうせこんな点やし、もうやれへん」
と投げやりになっています。
私は「そうかぁ、頑張ったのにわからんかったところもあるし、正解やと思ってたところも間違ってたし、悔しいよなぁ」といったんペーシングして
「ここ間違ってるけど、ちょっとした勘違いやん」
「あ、ここできてるやん」
「この問題、難しいのに正解やん」とか
理解できているところに、徐々に目を向けるようにリーディングしていきました。
すると、今まで点数にしか目が行ってなかった彼が、できているところにも目を向けだしました。
彼の表情にちょっと変化が見えてきました
頃合いを見計らって、
「次にもっと良い結果を出すにはどうしたら良いかなぁ」というと
「もうちょっと早めに勉強に取り組むといいかもなぁ。早とちりも結構あるし、落ち着いて考えることが大事や!」と自分で答えを出してきました。
私「そしたらどうなる?」
「次回はきっと80点以上は取れると思う!」
私「自分でわかってる?それぐらいの力を○○君は持ってるってことを!」
更に彼の表情が明るくなりました。
私「テストを返してもらったとき、名前を呼ばれて答案を受け取って、80点以上やったらどんな気持ちやろねぇ?」
このときの彼の嬉しそうな顔!
胸がキュン!となったほどかわいい表情でした(*^-^*)
彼の頭にはその場面が映し出され、そのときの嬉しい気持ちが瞬時に実感出来たのでしょう。
次の瞬間、机に向かっていました。はやっ!
彼のお母さんにめちゃくちゃ感謝されたのは言うまでもありません。
これは先日お話した『解決誘導型コミュニケーション』にミルトンモデルを挿入したものです。
彼は、解決策を自分で導き出すと同時に、自分には出来るんだということを実感し、出来た後のことまで、瞬時に五感でイメージしたのです。
つまり、彼の潜在意識は実現可能な方向に働きだしたということです
次回は、更に良い結果を持って帰ってくることは間違いないでしょう
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