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能性開花ブログ

仏教と最新心理学NLP
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仏教と心理学には共通点が多々あります

精神分析の創始者であるフロイトが 
人には『意識できる領域(顕在意識)』と『無意識の領域(潜在意識)』があるということを指摘したのは19世紀。
これは当時画期的な発見でした。
何せ、意識できない領域を指摘したのですから。

ところが仏教では、もっともっと古くからこの無意識の領域に着目していました
これは、仏教を勉強した方なら、御存知だと思います。

しかも仏教では、フロイトが考えたものより、さらに詳しく体系化されています

その名も『九識論』
識とは『心の働き』という意味です

顕在意識には五感(五識)と意識(六識)があり、
無意識の領域は3つの識からなっているといわれていました
七識(末那識)、八識(阿頼耶識)、九識(阿摩羅識)です

七識である『末那識(まなしき)』はアイデンティティを認識する領域ですが、自分を中心とした見方考え方になりやすく、
自分に執着するジコチューにならないようコントロールが必要だといわれています。

また、慈悲や知慧といった『善』はこの『末那識』にあるといわれています

顕在意識である六識の思慮分別は、この『末那識』に大きく影響を受けると考えられていますので、常に『末那識』をコントロールする必要があります

そしてこの『末那識』は、さらに深い領域である八識目の『阿頼耶識(あらやしき)』に支配されています

ここには私たちが行った行動や感じたことの全ての記憶があるといわれ、その記録(種子)は何かを縁にして芽を出します

悪い種(行い)があり、縁があれば悪い結果が出ますし、よい種(行い)をまいて、縁があればよい結果が出るといわれています

「自業自得」とは、『阿頼耶識』の記録に見合った結果だといえるかも知れません。

『阿頼耶識』は常に変化しているので、よい方向にも悪い方向にも、自分が流れを変えることは可能だといわれています

そして、個々の『阿頼耶識』は相互につながっていて、お互いに影響しあっているといわれています。

トランスパーソナル心理学で言われる、集合無意識の領域とはこの『阿頼耶識』以上(以下?)も含めた更に深いレベルの無意識のことではないでしょうか

九識目のもっとも深い無意識は『阿摩羅識(あまらしき)』といわれ、生命の源である宇宙とつながっているといわれています

私はかつて、人の中に『宇宙』を見たことがあります
それは広大無辺の広がりで、可能性に限界はないということを感じました

互いの心はひとつになり、言葉のいらない世界にいました
全ての人間が深いところでつながっていると実感し、人間のすばらしさを「目に見る」という形で実感した瞬間でした

あの不思議な体験は、忘れることができません。
何度か至高体験をしてきましたが、あの体験が一番深くすばらしいものでした
この経験がなければ、NLPのトレーナーにはなっていなかったでしょう。

日本では、仏教といえばお葬式 みたいに思われがちですが、こんなにすばらしい哲学を秘め、最新の心理学より、さかのぼること2千年も前に人の心を解き明かしていたんですね。

最新の心理学といわれるNLPを学んで初めて仏教の真髄に触れた気がしました。
NLPと仏教は相通じるところが多々あって
「仏教ってこういうことやったんやぁ!」って
初めて理解できたような気がします
奥が深くて、興味をそそられます
更に深く学んでみたいですね

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