こんにちは。　えっちゃんです

いつもブログにお越しいただきありがとうございます

今日お伝えすることは子育てや人財育成に関してとても重要なことではないかなと思います

人を育てるときに、わたしたちは「言葉によって教え込む」ことをしてしまいがちです

しかし、人は言葉で教えられた通りには育ちません。

わたしは、数十年前、小学校の教員でした。

毎年参観日ってのがあるんですけど、その初参観日の時、後ろに居並ぶお父さん、お母さん(だいたいがお母さんですけど)が、どのお子さんのお母さんなのか、かなりの確率で当てることができました

小学校の先生はもしかしたら、そういう方多いのでは？と思います

何でわかるのか…

外見？　

ではないのです

もちろん、外見もあるんですが、外見だけで言うなら、他人のお子さんの方が似ている場合もあります

決定的な決め手は、話し方と動き方です

話す言葉はもちろん、イントネーションや、余韻、間、口の動かし方、声の出し方など。

また動きに関して言えば、歩き方、手足の動かし方など。

それらはとても微妙で、今書こうと思っても、どう書いていいのやら…というレベルです

一言で言うなら、教えられてもできないレベルの微妙なものです

実際に、子どもたちのおままごとを見ていると面白いほど、その家族の状況が出ます

わたしにはいとこがたくさんいます。

今も全員とても仲良し。

小さいころから、全ての叔父伯母に、分け隔てなく育てられてきました。

大人になって、久しぶりにいとこと再会すると、面白いほど、いとこの両親、わたしの親にも似ていて、そして、祖父母にも似ています

今はもう、この世にいない祖父母のことを思い出します

そしてその祖父母も、私が会ったこともない上の世代、ご先祖と似ているのでしょうね

実際に会ったことはないけれど、代々受け継がれてきた話し方や動きはきっとご先祖と似ているはずです。

そして、今のわたしたち世代に受け継がれているんだなと感じます。

あなたは、小学校の6年間、どんな先生に担任してもらいましたか？

日本中どこを探しても6年間同じ担任だったという人はいないはず。

小学生は1日の大半を担任と過ごすので、6年間同じ担任になることを避けます。

言葉や動きはもちろん、考え方や価値観まで似てしまうので。

日本の芸能は徒弟制度を重視していますよね
（一部そうではないところも出てきましたが）

それは、師匠から弟子へ、言葉で教えられないもの、それは微妙な動きの一つ一つはもちろん、生き方あり方にいたるまでを伝えるためでもあり、それが基盤となるほど重要であるというのを聞いたことがあります

就職をして、一番最初に仕事を教えてくれた上司の考え方に大きな影響を受けるという話も聞いたことがあります

これを「無意識の刷り込み」と言います

だからこそ、意識しておいてほしいとても大事なことがあります

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