こんにちは。
可能性開花トレーナーえっちゃんです。

今日もブログにお越しいただきありがとうございます

先日「虚と実」という記事を書きましたが、それに関連するお話です。

実在しているものや出来事、状況など、すべては虚であるというお話をしました。

それを作り出しているのは自分。

自分で創り出したストーリーに自分がハマりこみ、あたかもそれが現実であると思い込んでいると。

今日、私が言いたいことは、ここからです。

では、その創り出している自分そのものがそもそも「虚」だとしたら…

下へ続く↓

全ての悩みの根源に「私」という概念があります。

私という存在があるから、エゴや執着が生まれます。

他人との比較(上下、優劣、勝負、正誤)や損得などの世界を生み、幸せになるためには優位な状況にいる必要があると思い込んでいる。
そこからエゴや執着が生まれるのです。

つまり、苦しい状況、不幸であるということ、尽きぬ悩み、それはすべて「私」があるから。

「私」という個を確立した時点で、あらゆる苦しみは逃れられないものになります。

幸せになるためには、こうあるべき、こうしなくちゃいけない。

そのために、考え行動する。

常に今を幸せになるための過程とみなす。

出来事を瞬時にネガティブかポジティブかで判断し、それに一喜一憂する

全ては「虚」であるにもかかわらず、それを「実」だとの思い込みのなせるワザ。

それはすべて「私」がします。

もし、もし…

その「私」そのものが虚だったとしたら…

そこには、何の苦しみも悩みもなく、ただただ静かな世界があるのみ。

過去も未来もなく、今しかない。

そして、私がいないということは、それに対する「あなた」という存在もない。

悩みも苦しみもなく、完全完璧な世界が広がっている。

それこそが実なのではないかと。

つまり、私という個人そのものは、そもそもなくて。

ないからこそ、私はあなたでもあり、この世界のすべてでもあり。

だから、「人に対しての行い＝自分に対しての行い」で、そこに区別がなくすべては一つ。

ほんとこの世は面白い。