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能性開花ブログ

この世界は陰陽のバランスで成り立っている
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こんにちは。
可能性開花トレーナーえっちゃんです。

今日もブログにお越しいただきありがとうございます。

 

この世界は陰と陽のバランスがとても大事です。

なのに、これまでは陽ばかりに価値が置かれていました。

しかし、陽が陽であるためには陰が必要です。

 

明るいのは暗いところがあるからですよね。

暗いところがなければ(明るいところばかりだと)、明るさは感じません。

日影があるから、日向の明るさが際立つのです。

 

陰は、影になっているエネルギー、

つまり、直接的な成果や結果は伴わないけれど、なくてはならないもの。

陽は、表に表れている見える形や結果を伴うものといえます。

 

この陰と陽、植物を例に挙げると

地上に生えている大きな木は目に見えていますね。

それを陽とするなら、見えない地中にある根っこは陰。

大きな木であればあるほど、それをしっかり支える立派な根があります。

 

夫婦関係でも外で働き、稼ぐ夫が「陽」なら、その夫のために家を守り、夫が常に頑張れるように整える妻が「陰」

(これはあくまでもたとえ話で、男女の役割をそのように決めつけているわけではありません)

夫は、稼いでくるので、働きが結果や成果としてわかりやすいですよね。

しかし、家を守る妻の方は、直接的な成果を伴わないので、その働きは評価されにくい(見えにくい)といえます。

「内助の功」とはよく言ったもので、昔の人は「陰」の大切さを理解していたのだと思います。

 

これまで、私たちはついつい見えるものにとらわれてきました。

仕事でも、結果や成果を出すことがとても重要視されました。

そして、そうである人が尊敬を集めたり、高評価を得たり、昇進していくことが当たり前でした。

 

しかし、あらゆる場合において、成果を上げる人(たち)の裏には、陰で支えてきた人(たち)がいたはずです。

その人(たち)は決して光の当たるポジションではありません(まさに陰の存在です)が、その働きたるや、理論的には陽に匹敵するほど素晴らしいはずです。

実際に、私は、大きな企業とも研修等でかかわらせていただいていましたが、必ず陰で支えてきた人(たち)がおられました。

陽が陽であり得たのは陰がいたからこそなのです。

陰を抜きに陽は存在しえないのです。

 

これはとても重要なことで、陽が陰の存在を無いものにしてしまうと、陽は陽でいられなくなります。

なぜなら、初めにお伝えしたように、影があるから光があるのですから。

陽の輝き(エネルギー)は、それに匹敵する陰の暗さ(エネルギー)があってこそなのです。

 

これは自然の法則で、陰と陽は二つで一つ。

決して分離することのない(できない)状態なのです。

これまでの社会は、「いかに結果を出すのか」「成果を上げるのか」、そこに価値が置かれていたので、直接的な結果を出すために努力をしてきた人も多いと思います。

しかし、そこに大きな偏りが生じると(陽ばかりになると)、陽は輝きを失い始めます。

というより、輝いても輝いても光りません。

 

しかし、輝くことに価値があるとされているので、もっと輝くためにはどうすればいいのかと、その努力ばかりをしてきたのではと。

これでは、どんどん偏りが生じます。

そうじゃないのです。

個人においても、組織においても、結果を出すなら(陽でありたいなら)、もっと陰の力に目を向けるべきなのです。

 

今、見えるもの(物質)に価値を置いていた時代から、見えないもの(陰)の大切さに気付き始めた時代といえます。

これからは、直接結果を出したり、成果をあげる人(陽)を支えてきた「陰」の存在がもっと評価される時代になっていくような気がします。

そして、これまでのように陽だけに価値を置く組織は、衰退していくのではと私は感じています。

 

個人においては、結果を出す行動(陽)を支える心の状態(陰)がいかに大切かを知る人が、増えてきたように思います。

心の状態(陰)をないがしろにして、結果を出すための行動(陽)ばかりにとらわれることは不毛な努力ともいえ、いずれは心を病むでしょう。

この世界は、すべて陰と陽のバランスで成り立っているのだと思います。

 

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