こんにちは。可能性開花トレーナーえっちゃんです。

今日もブログにお越しいただきありがとうございます。

前回の続きです

ハノイはベトナム第2の都市。
まるで日本の高度経済成長の時代のようでした。

町中には車とバイクが溢れていました。
空気はとても汚れていて、いま世界ワースト１だそうです。
正直、息をするのが苦しいくらいでした

2年前までハノイに住んでいた友人が、前はこんなに車もバイクも多くなかった！と言ってびっくりしていました

さて、ここで感じたこと。。。

今、私のセミナーでもやっているのですが、

人生は楽に楽しく生きた方がうまくいく
イメージするとすべて手に入る

とかなんとか

これは全部事実なのですが、それを言えるのは(そして理解できるのは)、先人のおかげなんだなぁということ

私の親や祖父母世代は

戦後の廃墟を見事な街に変えました。

食べるものにも不自由したあの時代、国民全員が豊かさを目指して頑張りました。

働けば働くほど豊かになり、欲しいものが手に入ったあの時代。

だからこそ、それがモチベーションとなり、夢をもってガンガン働けたともいえます。

夢に見るような豊かな暮らし、それはお金によって手に入る。

であるなら、少しでも稼げる方がいい　という発想になりますね。

良い学校を出ることが効率よく稼ぐプロセスになるのです。

この状態をハノイでも感じたのです。

ベトナム戦争で荒廃した貧しい時代を生き延びた人たちは、食べるのに必死でしたが、今や自分の子供たちに、同じ思いをさせたくないと、教育に力を入れていて、だからこそどんどん大学が増えているそうです。

少しでも良い学校に入れたいということで、教育熱心な親が増え、それに伴って、勉強嫌いの子供たちも増えているそうです

私が子供の時代も同じでした。

受験戦争・友達はライバル・出し抜いてでも勝て　そうすれば豊かな未来が約束されている…　

なんて中学校時代の先生に言われたものです。

小学校の時には、みんな仲良く　なんて言ってたのが、中学になった時にはいきなりそういわれ、矛盾を感じました。

先ほど言った、

人生は楽に楽しく生きた方がうまくいく
イメージするとすべて手に入る　なんて

今の日本でさえ、信じられない人が多くいる中で、過去の日本のような価値観を持っている人に理解は難しいかもしれません。

振り返って、当時の日本において、先を行くアメリカからそういう教えはなかったのかと考えてみると、思い当たることがありました。

それはヒッピー思想(哲学)です。

私はNLPを専門的にやってきましたが、NLPは当時のヒッピーの間で発展したともいえます。

誤解している人が多いのですが、NLPは「やり方」ではなく「在り方」ありきです。

当時の日本でも若者の間にヒッピー思想は受け入れられましたが、親や祖父母世代には拒否されました。

「見える」形においては、受け入れがたいものがありましたから。

しかし、そこには今、私たちが必要としている「在り方」に通じるものがあったように思えるのです。

その上っ面だけしか、当時の日本人には理解できなかったのかもしれません。

さらに奥には、日本人が大事にしていたものに通じているはずだったのでしょうけど…

まぁ、そんなこんなを考えていると、今のベトナム人にもこの価値観を伝えても、信じてもらえないのかもしれないなぁと思ったのです。

人の成長とその集合体である国の成長のプロセスは似ているなぁと。

受け取れる器にならないと受け取れないんだなぁと。感じた次第です。

その器になるためには、ある程度のつらさも必要なのかもしれません。

時代とともに価値観が移り変わっていく中で、親の価値観に縛られて、つらい思いをしてきた日本の人たちと同じ思いをできるだけ避けるために、どんな方法がいいのかと今思いめぐらせています

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